4月28日に開催された第61回社会保障審議会障害者部会で報告された障害者総合支援法対象疾病の拡大(332疾病)について、5月1日より、パブリックコメントの募集がはじまりました。締切は5月30日(土)です。

障害者総合支援法の対象疾病については、現在、151疾病として施行されています。指定難病の第2次指定が、とりまとめられたことに伴い、障害者総合支援法における「特殊の疾病」の対象疾病についても、その検討をふまえて拡大されるものです。指定難病ではその要件を次の5項目と定めています。
①発病の機構が明らかでない
②治療方法が確立していない
③患者数が人口の0.1%程度に達しない
④長期の療養を必要とするもの
⑤診断に関し客観的な指標による一定の基準が定まっていること

障害者総合支援法の対象疾病の要件からは①と③は除外され、次の3要件に当てはまる疾病が対象となります。
②治療方法が確立していない
④長期の療養を必要とするもの
⑤診断に関し客観的な指標による一定の基準が定まっていること
今回、第2次指定難病の検討にあたって、候補にあげられた615疾病については、現時点で厚生労働省が把握している疾病を全て網羅しているわけではなく、障害者総合支援法の対象疾病としては、さらに幅広い疾病を視野に入れた検討が必要です。

パブリックコメントは、患者団体、国民からの意見を述べる重要な機会です。
ぜひこの機会を生かして、患者数の多い疾患や、第2次指定難病に候補としてあげられていなかった疾患も対象に加えること、指定難病の今後の検討同様に、3年後の見直しが行われる今年度中に、障害者総合支援法の対象疾病についても、情報収集とともに検討会の再開が行われるべきです。
今後、障害保健分野での対象疾病の情報の収集と追加の検討をどのような手順で行うのかを含めて、意見を出していきましょう。

パブリックコメントは「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行令第一条に基づき厚生労働大臣が定める特殊の疾病の全部を改正する告示(案)に関する御意見募集(パブリックコメント)について」の意見提出フォームからお願いします。


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